クラッチディスク、クラッチカバーの交換 フライホイールの研磨 高所作業車などの車両の重量が重い車は半クラッチ状態での走行が多いとクラッチをダメにしてしまします!ご注意を!TRUCK123トラック整備
今回の作業は、クラッチ交換、フライホイールの研磨です。
高所作業車のような重量がある車は、走行時のクラッチの使い方でクラッチにかかる負荷が大きく変わります。
半クラッチを多用しながら走行していると、クラッチが焼け、歪みが出て、ディスクの摩擦力が低下し、クラッチの滑りやガタつきが起こりやすくなります。
運転中、クラッチペダルに足をのせたままにしていると、右左折時に無意識に足に力が入って半クラッチ状態になる事がありますので、注意が必要です。
そうなると今回のような、交換などの作業が必要になり、費用もかかります。
高所作業車や、荷物を積載しているトラックなどの運転時には十分お気を付けください。
↑交換するクラッチディスク、カバー(写真上と右下)研磨するフライホイール(写真左下)
↑写真上側のクラッチディスクとクラッチカバーが新品部品です。
↑フライホイール(右が外した状態です)焼けてキズや変色が見られます
クラッチが焼けるというのは…クラッチカバー、ディスク、フライホイールが過熱し表面が変色することです。
半クラ状態でエンジン回転をあげると非常に起こりやすいです。
↑写真下が研磨したフライホイールです。
上の研磨する前のと比べると、違いがよく分かります。
今回のクラッチはディスクの方のすり減りはそこまでひどくなかったのですが、やはりクラッチ焼けの症状でフライホイールなどがダメになってしまい交換作業となりました。
走行中のクラッチ操作はクラッチの寿命を大きく左右するといえますね。
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