トラック

中型4tトラックの基本知識

4トントラックの最大の特徴は、豊富な大きさの車種があることです。

中型4tトラックの基本知識

 

各社の中型4tトラックの名称

いすゞ → フォワード

ヒノ → レンジャー

三菱  → ファイタ-

UD → コンドル

キャビン

フルキャブ 後に狭いが、人が1人横になれるスペースがある。
ショートキャブ 運転席のみ、後にスペースがない。

床の高さ

高床 低床 超低床 を選択することが出来る。

平ボディ内寸 (mm)

長さ 4600、5300、5750、6200、6700、7200、8000
幅 2100、2250、2350

ホイールベース(シャーシ長さ)

3800 4300 4600 4900 5200 5600
下線の長さが一般的な長さである。

サスペンション

各社ともに用途に応じてエアサスを選ぶことが出来る。

クレーン

タダノ、ユニック、新明和などから選択し、整備工場にてボディをカット・シャーシを強化し取付けることが出来る。

ボディ乗換

 シャーシ長さと幅が一致すれば、平ボディからアルミバンなど乗換えることが出来る。

特殊ボディ

 ミキサー、アームロール、タンク、パッカー、活魚車など特殊なボディを積む事がある

最大積載量の決定基準

主に荷物を運搬する際にトラックは使用されるものですが、制限無く荷物を積み込んで良いものではありません。荷物の積載量については、道路交通法によって厳しく制限されており、基準よりも重い荷物を積み込んでいた場合は過積載となり罰せられてしまいます。例えば、軽トラックの場合は最大積載量が350kgと定められています。
なぜ、トラックの種類によって積載量の基準を設けるのでしょうか?それは、道路上では運転者や周囲への安全を第一に考えて然るべきであるからです。どんなに丈夫なトラックであったとしても、積み込むことができる荷物の重量には限界があります。その限界ぎりぎりの重量を積み込んでいて、道路上を走行途中に荷崩れや故障が起こってしまえば、大惨事につながりかねないのです。高速道路などで発生するトラックによる事故は、過積載が一因である場合も少なくありません。
このような基準を知らずにトラックに乗っていると、知らず知らずのうちに過積載となり公道を走っている可能性があります。法律を守って、安全にトラックを運転できるよう積載量についての知識もつけておきましょう。

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