高所作業車のクラッチ交換　高所作業車は車両重量が重く、クラッチが摩耗しやすいので運転には注意が必要です！ | ミッション | 基礎知識 | スタッフBLOG | 大阪の再生中古トラック専門店｜販売・買取｜トラック１２３

先日仕入れた高所作業車ですが、陸送屋さんからクラッチが滑りかけているとの報告がありましたので、クラッチ交換整備を行うことになりました。

今回整備する車両の情報です。

平成20年式　イスズエルフ　高所作業車　

車両型式：BKG-NKR85AN　エンジン型式：4JJ1

排気量：2.99L　ターボ付

上物メーカー：アイチコーポレーション

型式：SS10A　作業床高さ：9.7Ｍ

左右に１段の工具箱付き、はしご掛け付

通信工事、電気工事などに使える高所作業車です。

クラッチ交換を行うために、ミッションを取り外します。

ミッションジャッキをセットして、ボルトをすべて緩めていきます。

ボルトをすべて外しましたが、ミッションがなかなか外れません。

サビてクラッチが張り付いてしまっているようです。

ミッションを外してみると、クラッチカバーがミッションに張り付いていました。

クラッチディスクもぼろぼろになっていました。焦げたような臭いもします。

ぼろぼろになったディスクがカバーやフライホイールなどの隙間に挟まり、クラッチが完全に切れない半クラのような状態になっていたようです。

フライホイールも少しサビていますが、少し磨けば十分に使えそうです。

クラッチ交換は何度も行っていますが、ここまでさびが回ったクラッチカバーは珍しいです。

ミッションを下す際にマフラーも外します。

排気ブレーキも少しサビが多かったので、動きを点検します。

クラッチディスクがずれているとミッションがうまく取り付けられないので、ずれないようにセンターを合わせます。

ミッションを取り付けて、マフラーも元に戻したら、試運転します。

問題なく走れたので、クラッチ交換はこれで完了です。

中古トラックを整備、塗装し再生中古トラックを販売しています。

再生中古トラックの販売情報はこちらからご確認ください。

①2ｔ、3ｔ、3.5ｔ、4ｔのユニック車販売情報

10尺～超ロングまでさまざまなサイズのクレーン付きトラックを販売しています。

https://used.truck123.co.jp/sin/cranetruck/

②小型ベースの高所作業車販売情報

10ｍ～17ｍまで、通信工事、電気工事、塗装作業、緑地管理などに使える高所作業車を販売しています。

https://used.truck123.co.jp/sin/Aerialworkplatform/

③その他販売車両一覧

ダンプ、バキュームカー、散水車などの特殊トラックを販売しています。

https://used.truck123.co.jp/sin/