塗装と溶接

トラックの荷台に鉄板を溶接~仮付け編

こんにちは。

トラックの荷台に鉄板を溶接 している所を工程にしてみました!

 

作業しているのは2トンのクレーン付きトラックですが、元々荷台の床は木でした。

荷台の床が木だと、重い物を積むのでボロボロになってしまいます。

また長年使っていると、雨などで木が腐って穴が空いていまったり・・・。

そこで弊社では、仕入れてきた荷台に難のある中古トラックの荷台を、木から鉄板に張り替えて販売しています。

 

今回は 仮付け編 です!

トラックの荷台に鉄板を溶接~仮付け編

はじめに荷台の寸法を測り、鉄板を注文します。

弊社では、2.3mmの鉄板を使っています。

1枚ものだと価格が高くなってしまうので、分割されたものを溶接してつなぎ合わせています。

先に防腐塗装した鉄板を荷台の上にのせて、溶接スタートです!

トラックの荷台に鉄板を溶接~仮付け編

溶接は仮付けからはじめます。

荷台の床との間に隙間ができないように注意しながら、20cmぐらいの間隔を空けて点溶接していきます。

全体に均等に力が分散されるように考慮しながら、仮付けしています。

トラックの荷台に鉄板を溶接~仮付け編

上の写真は、床の鉄板と鳥居の鉄板の仮付けが終わったところです。

20cmくらいの間隔を空けて、少し深めに点溶接しています。

トラックの荷台に鉄板を溶接~仮付け編

左右も同じように点溶接で仮付けしていくのですが、一気に左側だけ、または右側だけ、というように溶接すると、真ん中にひずみができてしまいます。

なので、左をつけたら右、右をつけたら左、というように移動しながら、左右対称になるよう交互に仮付けを進めます。

トラックの荷台に鉄板を溶接~仮付け編

少し深めに溶接したら・・・

トラックの荷台に鉄板を溶接~仮付け編

荷台の床と隙間がないかチェック・・・

トラックの荷台に鉄板を溶接~仮付け編

ハンマーで叩いて、圧着させます。

トラックの荷台に鉄板を溶接~仮付け編

この作業を、荷台回りグルーっと一周行います。

 

トラックの荷台に鉄板を溶接~仮付け編

点溶接が終わったら、溶接部分の盛り上がったところをサンダーで削って処理します。

下の写真が、サンダーで処理が終わった後です。

これで仮付けが終わりました!

 

荷台に鉄板を溶接~仮付け編 は終わりです。

次回は、 本溶接&付属品の取付編 です!

トラックの荷台に鉄板を溶接~仮付け編

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