塗装と溶接

トラックの修理や架装の溶接作業について

トラックの修理には、パーツの取付、取り外し、塗装などありますが、亀裂が入ったりしたパーツの溶接、鉄の加工の溶接など溶接修理が欠かせません。ここでは幾つか溶接作業を紹介します。

トラックの修理や架装の溶接作業について

床フックの付いているトラックに床鉄板を架装する場合、床フックの部分をカットして、その部分を水が浸入しないように全面溶接します。

カットも難しいですが、溶接も気を使います。

トラックの修理や架装の溶接作業について

床鉄板と鳥居鉄板を溶接します。溶接するときに端から一気に本溶接するとひずみが出るので、点溶接で全面に均等に溶接してから本溶接を行ないます。

トラックの修理や架装の溶接作業について

鉄板を荷台に1枚で注文すると高いので、通常は3枚に分割して注文してつなぎ合わせます。これも最初から本溶接するとひずみが大きいので真ん中、左右と常に対照に溶接しひずみを無くします。鉄板同士を20cmピッチで点溶接を少し深めに溶接し、それから線を引くように溶接します。長い間使用しても、ひび割れないようにします。

トラックの修理や架装の溶接作業について

腐っている材木を取り除き鉄板を鳥居に溶接して修理します。きちんと溶接すると鳥居の強度も増してきます。

トラックの修理や架装の溶接作業について

これは高所作業車のタイヤフェンダー、人が歩くステップ部分の腐食が大きい部分を切除して新しい鉄板を溶接します。この様にすると強度が元に戻り、塗装すると綺麗になります。

トラックの修理や架装の溶接作業について

床鉄板をつなぎ合わせるとき、長い時間溶接すると目がチカチカして見えずらくなります、まっすぐな薄い木材をガイドとして利用しつなぎ目を溶接すると溶接がまっすぐにでき、かつ綺麗で丈夫です。

トラックの修理や架装の溶接作業について
ショートボディのタダノAT121のデッキが錆が進行して腐食しているので、カットして鉄板を溶接し復元修理します。(中古高所作業車の修理)

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