荷台再生の全貌公開!『日野レンジャー』の荷台がボロボロだったので、横ネタ修理~床鉄板張りまで順番に再生させていきます。トラック123は、再生トラックを作ります。
こんにちは☺
すっかり秋ですね。
季節の変わり目です。
体調をくずさないように気をつけましょう。
さっそくですが今回は、トラック123が作る『再生トラック』の荷台再生の全貌を公開したいと思います!
今回再生させるトラックは、中型トラックの「日野レンジャー」です。
仕入れてきた時にはすでに、荷台の床の木はボロボロになっていました。
その状態のままだと、荷物を積むことも危険です。
鳥居の下の横ネタまで傷んでいたので、鳥居も外して補修することになりました。
それから使いものにならない荷台の床の木を剥がします。
荷台の床を剥がしたら、横ネタを確認します。
折れてしまっていたり、腐食して使えなさそうな横ネタは取り除きます。
上の写真は荷台の床を剥がし、腐食している横ネタを取り除いた所です。
横ネタを取り除いた所には、代わりに角パイプを溶接して入れます。
残している横ネタの横にも、補強を入れていきます。
新たに入れる角パイプと、元々の横ネタの高さが違う場合は、アングル等で高さをそろえる必要があります。
角パイプと縦ネタの間に入れるアングルはまとめてカットして、錆防止にシャーシブラックで塗装しておきます。
一番後ろの横ネタと縦ネタが傷んでいたので、この部分も角パイプやアングルを使って交換、補強します。
横ネタを何本増すか、どこに入れていくのか、印をつけて確認します。
縦ネタに垂直になるように位置をしっかり確認します。
角パイプを入れ終わりました。
これで、横ネタの修理は完了です。
次は、荷台の床板を張っていきます。
鉄板を張った時にフラットになるように、クレーンで荷台の枠を少し吊り上げて、板を張るスペースを作ります。
板を張ったら、等間隔にネジ留めしていきます。
荷台の床板を張る所まで、作業が終わりました。
次は、いよいよ鉄板を張り付けていきます。
荷台の床鉄板は、大体4分割や5分割で入荷します。
それぞれを、溶接してつなぎ合わせていくのですが、その時に一気につなぎ合わせるのではなく、溶接した時の熱の膨らみを考慮して溶接しています。
ただ溶接すればよいというわけではなく、職人技が必要となってくるのです。
鉄板を張れば、荷台の強度はかなり上がります。
床の修理が終わったら、鳥居を元に戻して荷台の再生作業は終了です。
完成した車両はこちらからご確認いただけます!
H21 日野レンジャー 2.85t 4段クレーンラジコンフックイン タダノZE304HR
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