イスズエルフのインジェクター交換作業、エンジン修理
イスズエルフ(PB-NKR81A)のエンジン修理、インジェクター交換作業を行っています。下記に動画もありますので是非ご覧ください。長い年月使用するとインジェクターの先が割れて燃料の噴霧量が一定にならずにエンジンの振動が大きくなり、ひどくなるとバラバラと音がします。
その時はインジェクターを交換修理する必要があります、同時にエンジン内に溜まったダスト、インマニ・EGRに溜まったダストを取り除き、排気がスムーズに流れるようにします。
エンジン内のクランクシャフトの間にあります。インジェクターを抜く作業が大変で、硬くて抜きずらい時があります。
拡大して見るとこの様な感じになっています。
いすゞエルフのインジェクター交換作業(エンジン修理)はエンジンの音がバラつき一定でなくなると交換が必要です。特に朝、エンジンを始動させるとバラつきがよくわかります。
新品のインジェクターを間違えないように1.2.3.4.と順番に並べます。間違えないようにしなければいけません。
排ガスマフラーが詰まり排気の流れが悪くなるとエンジン内の圧力と温度が上昇しエンジン内でむき出しのインジェクター(燃料噴射装置)の先、噴霧するところが割れてしまいます。割れるとそのインジェクターだけ燃料を多く噴霧するのでエンジンのブレ、振動が出ます。音も一定でなくばらついたバラバラという音になってしまいます。
またエンジン温度の上昇で、VNターボ(可変ターボ)の横に付いている制御のコンピューターも熱で焼けてしまい、故障の原因になります。最近のターボはオイル漏れとかでなく、このケースが非常に多いです。
そうならないように、排ガスマフラー(排ガス装置)の洗浄を定期的に行うようにしましょう。洗浄を定期的に行うとこれらの破損を予防し、エンジンを長く使用する事が出来ます。是非、ご参考にしてください
オススメ記事
-
エンジン
ランドクルーザー80のガソリンエンジン、4470㏄の修理す…
平成5年式のランドクルーザー80、30年前の車ですのでゴム類、冷却の水回りなどを整備します。ここでは交換するべき個所を目で確認します。走行が7万kmの比較的に少ない車両ですがここで安心…
-
エンジン
DPD、再生制御、強制燃焼とは? すすとアッシュの違い?…
DPD定期メンテナンスのお願い。 お車の排出ガスをクリーンに保つため、1年毎にDPD装置の点検を推奨します。 点検結果によりDPDフィルター、差圧パイプ等の清掃が必要になる場合がありま…
-
エンジン
イスズエルフのインジェクター交換作業、エンジン修理
イスズエルフ(PB-NKR81A)のエンジン修理、インジェクター交換作業を行っています。下記に動画もありますので是非ご覧ください。長い年月使用するとインジェクターの先が割れて燃料の噴霧量が…
-
エンジン
エンジンのオーバーホール、オイル漏れを修理し、消耗品…
最近のトラックは排ガス装置(DPD・DPF)が付いており細かいメンテナンスが必要です。 このH16エルフダンプ(KR-NKR81ED)は排ガス装置がないのでメンテナンスが不要です。 特に使い方の…