《エンジン修理》トヨタダイナのVNターボ交換修理作業をしています。エンジンのオイルが混入していましたので、インタークーラーも中を洗浄します。
ターボが故障してオイルが混入しているようです。
リビルトのターボを交換して取付け、インタークーラーなどの付着したオイルを取り除きます。
この車両はH18トヨタダイナ高所作業車、アイチSN15Bです。
後に上物のサブエンジンも整備する予定です。
新品のターボと古いターボです。
古いターボは熱による変形とさびでボルトがなかなか抜けません。
大変です(>_<)どうしましょう(*_*)⁉
ターボを取った後のエンジンです。
ターボがないとシンプルですね。
インタークーラーを取り外しています。
ターボの交換は以前、日野レンジャーのクレーン付トラックでも作業をしました。
その記事がこちらです♪
https://used.truck123.co.jp/blog/basic_knowledge/engine/20201005-2271/
この車両、H18トヨタダイナ、アイチ高所作業車SN15B・サブエンジン付で、上物のサブエンジン、マフラーの洗浄もします。
古いターボの写真です、ターボの中は真っ黒です。
こんなに真っ黒の状態まで使い込んでいた証拠です(ノωノ)
オイルが付着しているターボです、これが原因です。
新品のターボです。
これからターボを取付していきます(^-^)
取付手順は、ターボチャージャー交換時に排気側ターボチャージャーホイールを指でまわしながら、新しいオイルを給油口より注入し、 ベアリングにオイルが行き渡るようにします。
取付時に、ゴミが入らない、吸入・排気のハウジング内部に異物が入らないように注意して作業を行います。
チャージャーのオイル出入口には純正ガスケットを使用します。
交換作業完了後、エンジン始動直後の走行、又空吹かしはぜず、オイルが十分に充填される までアイドリング状態を10分程度保ちます。
(※長時間のアイドリングは避けてください。)
暖気後は実際に走行(空ふかしはしない)し、ターボチャージャーの作動状況を確認して、何も異常が出なければ、作業完了です★
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