『イスズエルフ』のエンジンの整備を行っています。インジェクターの洗浄をして、インマニ、EGRバルブ内のダストを取り除きます。劣化してしまう、ゴム類、パッキンの交換も必要です!
こんにちは☺
大阪もコロナウィルスの影響で出されていた緊急事態宣言が解除され、日常を取り戻しつつあります。
本日は、先日お客様にご購入頂いた『イスズエルフ』の、エンジンの再生作業を行っています。
エンジンの再生作業とは・・・
燃料噴射装置であるインジェクターを洗浄して、インテークマニホールド(※以下インマニ)を取外し、内部に溜まっているダストを取り除きます。そして、使用しているうちにどうしても劣化してしまう、ゴム類やパッキンを交換します。
費用は、15万円程度かかりますが、これらの作業を行なう事で、中古車でも、長く安心して使用することが出来ます。
実際に、写真を見ながら解説していきます。
インマニ、オイルクーラーを取り外して、エンジン内部を確認します。
※インマニとは・・・
人間と同じように、車も空気を吸って酸素を取り込んでいます。
人間で言う空気を吸う時に通る気管の役割をしているのが『インテークマニホールド』という部品です。※通称:インマニ
エンジン上部のヘッドを取り外して、クランクシャフトのそばにあるインジェクターを取り外します。
その後、インマニの内部とインジェクターをそれぞれ洗浄していくのですが・・・・
※閲覧注意 インマニの内部の写真です!
黒い汚れで、インマニの内部が埋もれてしまっているのがお分かりいただけるでしょうか?
インマニの内部は、びっしりとダストがこびりつき汚れています。
これだけ内部にダストが付着すると、エンジンの吹け上がりなどに影響が出てしまいます。
手作業で、綺麗になるまで洗浄します。
取り外した部品は、組み直す際にわかりやすいよう、順番に並べています。
エンジンの内部です、この部分が心臓部です。
エンジンは、しっかりとメンテナンスする事が大切です!
EGRバルブの内部にも、ダストが付着しています。
EGRバルブは、排気ガスを吸気側へ取り込む際に送り込む排気ガスの量を調節している部品です。
排気ガスを再循環させているので、排気ガス内に含まれる煤が詰まってしまい、ひどい場合は固く固着してしまいます。
こちらも、手作業で綺麗にしていきます。
フリーマーケット123では、走行距離の多い車両や、初年度登録の古い車両には、エンジンの再生作業をおススメしています。
車検を受ける際に、ご希望されるお客様も多いです。
お気軽にご相談下さい!
有限会社 フリーマーケット123【トラック123】
再生中古トラック販売・整備・架装・修理・車検・塗装
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