コボレーンの取付方法:4tダンプ(中型)の手動コボレーンをパイプを使って製作します。コツさえつかめば自分で製作できます。【2次架装】
コボレーンを作りました。パイプで枠を作る作業は時間さえあれば簡単です。難しいのは丁番の付ける位置でコボレーンの開閉が違ってくるのでなるべく開く位置で、ボディからはみ出ないようにします。また、エビ金具でコボレーンを止める位置ですが、エビ金具をひっかける棒の位置とばねのチジミを計算して取り付けます。エビ金具を取り付けしたときに「パチン」と音が出たところで溶接で仮止めしてください。

エビ金具とひっかける棒の位置が重要です、ひっかけてエビ金具が5mmくらい縮む位置で仮で溶接して確認してください。またコボレーンの外側に留め具を溶接するとコボレーンが少し内側を向き見栄え良くなります。

写真の様にコボレーンは垂直でなくほんの少し内側に向けて止めないと車検に通らず深ダンプ扱いになりますのでご注意ください。

仮溶接で取り付け開閉など、すべての位置を確認出来てから、本溶接を行います。先に本溶接すると外すときに苦労するのでご注意ください。

丁番は左右の2種類があります。 丁番はコボレーンを外さない場合は、左右一か所だけ入れ替え、向きを逆にして取り付け外れないようにします。
購入したときに丁番の向きで右側用と左側用で分けて保管し、1つだけ取り付け時に入れ替えます。
目で見てもわかりにくいので、丁番を外して右側用と左側用を確認してください。

丸パイプや鉄筋などコボレーンの材料はいろいろ考えられます。厚いアングルや太い鉄棒などを使用し頑丈にしたり、コボレーンシートを破れないように鉄板を使用して溶接したりすると深ダンプ扱いになり、コボレーンとは陸運局で認められません。ご注意ください。土砂禁止の深ダンプ扱いです。

それでは、皆さんも自身でコボレーンを作ってみてください!!



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