重ダンプカー(超大型ダンプカー)の基礎知識
重ダンプトラック(超大型ダンプ)の基礎知識
重ダンプトラックは一般的に見かけることはない。なぜならば公道外の工事現場にて一回の積載にて30t~40tもの大量の土砂・岩石を運搬する特殊な車である。
15tから300t程度の超大型もある。
当然、過酷な作業条件等に耐えられるように、特別な観点から設計されている。
石灰石鉱山にて運搬、砕石用原石運搬、鉱石運搬、ダム現場などにて大量の土砂の運搬に使用されている。
一般のダンプと異なり車検は不要である。公道の通行は法的に制限される。
特徴について1.~9.に記す。
1.シャシはリジット式フレームでボディ・パワーラインは過酷な作業条件に対して耐久性のある構造である。
2.最小回転半径が小さい、軸距離を短くし、舵取り角を大きく取れるもの、又はアーティキュレート式を採用し小回りが出来るようになっている。
3.急坂路での安全な長距離降坂が可能なようにリタ―ダを装着しているのが一般的である。
4.オフロードの不整地走行で運転員の操作性、居住性の向上に工夫を加え、運転員の運転員の疲労軽減が図られている。
5.主要部材に高張力鋼材を使用して、必要強度を確保しながら車両重量を軽減している。
6.車両速度は実用限度の60~70km/hに抑えている。
7.タイヤは耐久性を考慮した特殊なオフロード用である。
8.ボディ形状はスクープエンド型、V型がある。
9.公道の走行は法令の規制を受ける為、空車回送でも申請を行い許可を受ける必要がある。
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重ダンプトラック
「オフロードダンプトラック」「マンモスダンプ」とも。一般公道を走行せず、専らダム建設等の大規模土木工事現場内や鉱山などの作業用として用いる。積載量は20トンから300トンを超えるものもある。ホイールベースが短く、タイヤ径も非常に大きい。
なお、「ダンプトラック」という用語はマイニング業界およびメーカーの間では一般的ではない。この種のオフロード車両は米国では「ホウルトラック」(haul truck)、また欧州では「ダンパー」(dumper)と呼び、一般道路を走行する「ダンプトラック」とは明確に区別している。
業界最大のオフロードダンプトラックとしては、「リープヘル・T282B」(ドイツ)や「ビサイラス・MT6300AC」および「キャタピラー・797F」(アメリカ)があり、それらの最大積載量は400米トン(363トン)である。これらの鉱山用超大型ダンプトラックの多くは、内蔵するディーゼルエンジンで発電し、車軸に内蔵した直流モータあるいは交流モータを駆動させるディーゼル・エレクトリック駆動方式を採用している。「キャタピラー・797」は例外で、一般車両と同じメカニカルトランスミッションを採用している。
上記以外にオフロードダンプトラックを製作するメーカーとしては、日本の小松製作所や日立建機、ボルボ建設機械、ベラーズ(BeLAZ:Belarusian Autoworks、ベラルーシ)、DAC(Romanグループ、ルーマニア)などがある。
荷台を後方に傾ける方式のものが一般的である。これをリヤダンプという。このほかに、荷台を左右側面に傾ける方式のサイドダンプや、ピンの組み換え等で後方にも左右にも傾けることのできる三転ダンプ、高所へ積荷を下ろせるリフトダンプもある
世界最大級の大型ダンプトラック、コマツ930E。
最大積載量は297t、アメリカで生産されており、日本では、こまつの杜で見ることができる。
https://komatsunomori.jp/930e/
公道を走ることができない超重ダンプカーは、どのようにして作業現場まで運搬されるのか。
アメリカや中国などで活躍しているコマツ930Eですが、日本ではこのような重ダンプカーが活躍する機会はないとされています。
海外の現場まで運ぶのには、製造工場で骨組みまで作った状態で、シャシーや、キャブ(運転席)、リヤアクスル、フロントアクスル、フェンダー、燃料タンク、リムなどを取り外した状態でトレーラーや、船を使用して、現場まで運びます。そして、バラバラな状態で現場に運び、重ダンプカーを組み立てて行きます。
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ダンプトラックの基礎知識
普及している機種であり、量産のトラックシャーシに荷台、荷台傾斜装置、油圧装置を備えた車両である。 通常、小型2t、3t 中型4t 大型10tとサイズにより分けられる。